特注暖炉の試運転
- 佑輔 福島
- 11月16日
- 読了時間: 2分

薪ストーブと暖炉の違いはご存知でしょうか?
世間では薪ストーブを暖炉と呼ぶことが多いですが、実は似て異なるものなのです。
どちらも燃料は薪ですが、暖炉は開放型といいますか、屋内空間と火室(炉内)を隔てる扉がありません。
薪ストーブは扉が室内と隔て、燃焼用給気を制限出来るので燃費よくゆったりと焚く事ができます。
暖炉の燃料消費量を削減するために生み出されたのが薪ストーブです。
暖炉は実用性能で劣るのかもしれませんが、隔てるものがない事で裸火の魅力を存分に味わう事が出来ます。
薪の爆ぜる音、煙の香りとDNAに刷り込まれた薪を焚くという喜びを直接刺激されるような魅力を感じます。

施工する側で言うと、薪ストーブは既製品を据え付けるイメージですが、暖炉は殆どがオーダーメイドです。
それだけに、しっかりと燃えて、煙を排出できるのか?
薪ストーブとは異なる技術と経験が必要となります。
今回は長野県内の宿泊施設に大型暖炉の設置をさせていただきました。
何度も通い、設計士さんと打合せを行い、1年半程の期間にわたり携わらせてもらいました。
そしてようやく試運転へとこぎつけました。
無事に施工は完了出来ても、論理的に大丈夫と分かってても、実際に火を入れるまでは安心出来ないものです😅
もちろん心配は杞憂におわり、煙を漏らさずしっかりと焚き付けが済み、一安心いたしました。

今回は特注暖炉に加え、埋め込み薪ストーブが3台と技術、ボリュームの難易度が高く、業界の大先輩である、京都の薪ストーブショップ「ハートカントリーストーブ」さんの協力も得て納めさせていただきました。
地元の輪、業界の輪に助けられ良い仕事をさせてもらっています。
薪ストーブ、特注暖炉、エクステリア、リフォームとお住まいのことなら株式会社TAKEHANAまでなんでもご相談下さい👍



